特定非営利活動法人 なごみ

 宮城県気仙沼市と岩手県一関市千厩町で高齢者のグループホームやデイサービスなどの9つの介護保険事業をしていました。施設は、利用者の生活の質を高められるような、そして地域に開かれた高齢者のオアシス的な居場所であることを心がけて、新築にこだわり建ててきました。
 しかし、3月11日の震災で気仙沼市本吉にあった施設4棟は、すべて津波で流失しました。しかもその中の1棟「ぽらんデイサービス」は、昨年の7月に新築したばかりの施設でした。
 流された4棟のうち、1棟は、国の交付金で建てましたので、建設費の5/6の補助金が出ますが、他はすべて法人が再建しなければなりません。一刻も早く高齢者の居場所を作らなければなりません。どうか皆さん、支援してください!


2011.11.16 被災者の生活再建支援のためのサポートセンターを運営

なごみは津波によりグループホーム施設2棟と、デイサービス施設1棟、ケアプランセンター1棟の計4棟の建物が流失しました。
そんな中、施設を新築したり、助成金で旧施設の改修工事を行ったりとなんとか、施設の復旧を行ってきました。

しかし、借入が残ったまま新たに施設を建築する2重ローン問題にも直面しています。

宮城県の老人福祉施設等災害復旧支援事業費補助金は被害があった施設の改修工事費用や建築費用に対して4分の1まで補助するという内容になっていますが、足りません。

まだまだ、以前のように回復したとは言えない状況ですが、震災後の取り組みとして、仮設住宅の訪問を行う、気仙沼市の委託事業で友愛訪問員の活動を行っています。
また、新たに気仙沼市の被災者生活再建支援のためのサポートセンター4棟の内、1棟の運営を行うことになりました。
地元のNPOとして支援を続けていくうえで生活再建支援のサポートセンター運営を行っていくことはとてもすばらしいことです。

建築したデイサービス施設内

河北新報に掲載された記事はこちら

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2011.09.29 デイサービス施設が10月初旬にオープン

 なごみは震災の津波で流された高齢者のデイサービス施設がほぼ完成しました。建物内部もきれいでとても広々としています。


【広々とした内部で落ち着く空間の施設】

 「施設着工から徐々に完成していく姿に、職員や利用者さんも力をもらっているようでした。」と統括本部長の木村さん。 津波で流された施設は4棟あり、まだまだ以前の形になるまでは金銭的にも大変な状況です。それでも、一度流されてしまった施設が、再建築され、徐々に完成していく姿は本当に感激します。

 なごみは地域の支援活動にも力を入れています。気仙沼市の委託事業で主に仮設住宅の高齢者の見守りを行う「友愛訪問員」も活躍しています。今後は気仙沼市に設置される仮設住宅のサポートセンターの管理も行っていきたいと考えています。


【新築した施設で】

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2011.07.14 グループホームが形になってきました。

 震災の津波で流されたグループホームを新たに建築中です。以前訪問した時は基礎だけでしたが、建物の全体像が見えてきました。
 完成が待ち遠しいです。


【失った建物の代わりに建築中のグループホーム】

 また、気仙沼市の委託事業で仮設住宅の見回りを行うことが決まり、震災の復興支援の一助にと地域の活動にも力を入れています。


2011.07.06 素早い対応で着工

 震災後、流された施設で暮らしていた利用者の皆さんは、気仙沼市東新城にある「グループホームぽらん気仙沼」に移り、定員9名に24名の利用者が暮らす状況となりました。

 そこで理事で統括本部長の木村伸之さんは、津波に流されたデイサービス施設に代わり、賃貸の建物を改修してすぐさま再開しました。「利用者の生活の質や快適性が衰えないよう努力するとともに、新たな施設を建築することにいち早く取り組みました。」と木村さん。そしてグループホームの方は、気仙沼市東新城の「グループホームぽらん気仙沼」の敷地内に、6月に着工しました。素早い決断力が施設の利用者や地域の皆さんにも力強い存在となっています。

 しかし、流された建物の借入も残っていた為、資金対策に毎日翻弄されています。それでも利用者の笑顔を励みに職員と一緒に復興に励んでいます。